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道産材100%2×4住宅丸十木材モデルハウスを社員一同で見学

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皆さん元気に挨拶していますか!
朝から声を張って参りましょう!

9月2日金曜日AM11:00 西3条南24丁目に
オザワホーム社長を筆頭に社員全員が集合!
丸十木材株式会社が推進している道産材カラマツ材を使用した2×4住宅モデルハウスを研究・勉強のため、丸十木材の担当者に協力を願い今回の見学勉強会となりました。
実際の建物は壁スタッド(縦枠材)で2×6サイズを使用、小屋組みはトラス構造で大空間を作り出した建物になっています。
一般的に使用されている輸入材(SPF等)の2×4材に比べ触った肌触りは固い感じが伝わってきます。
カラマツ材に対する見学前の印象は、強い樹種ではあるのですが乾燥していくと曲がり反りが出やすくヤニも多い、割れが出やすいなどあまり良い印象ではありませんでした。
しかし、今回見学した建物で使用しているカラマツ材は1年以上を経て、何一つ問題なく構造躯体を成していたのです。
これは何故なのか!案内説明していただいていた丸十木材の代表取締役中田隆之氏に問い正したところ、まず人工乾燥技術が飛躍的に向上しましたとのこと。
ある程度のサイズにカラマツ材を加工切断し、切断した木材を手順どおりに乾燥炉に入れ、この段階で曲がり反り、割れ、ヤニを徹底除去し使用時には狂い変形の少ないものに仕上げる技術が確立されましたとのことでした。
価格はやはり輸入材よりは高め、というか最初はかなりな高級材でした。
しかし、木材関係会社の協力のもと、品質の劣るもの(スタッド使用不可)の再利用ルートがある程度確立し、カラマツ材のスタッドに関してはかなり価格ダウンに成功しましたとのことで、今後に期待ができるようです。
カラマツ材は今、伐採期に入ってきている模様です。
40年~50年でその時を迎えるとのことでこれから多くのカラマツ材が流通していくものと思われます。
地産地消で道内の景気回復に寄与し、海外からの輸入減少によって
輸送から出るCO2の削減。
将来子供たちの未来にとってはとても明るい材料の一つではないかと思われます。