工事の様子
工事の様子
1住宅解体
既存住宅解体です。建替えにて新築される物件は、まず住宅工事からスタートです。
長年住み慣れた我家ですが、どんどん解体されてゆき、材料ごとにリサイクル施設や処分場へと運ばれていきます。
2掘削
基礎ができる部分を掘削しているところです。
帯広市の場合、1Mほど掘ることになります。レベルという水平を見る機械で深さを確認しながら作業を進めています。
3基礎の下を固める
基礎の下になる部分に砂利を入れて機械で転圧しながら固めていきます。 丸いコンクリートの杭が写っていますが、こちらの建設地は地盤の調査をした所、地盤が弱かったため、コンクリートパイルという杭で基礎を補強しました。
4型枠
基礎の一番下になるベースと呼んでいる部分の型枠を付けました。
建物を支える一番大事な所になります。
5鉄筋組み
写真の木の枠の間に鉄筋を組み、コンクリートを入れます。今回のベースは寸法は、巾45cm厚みは15cmです。建設地の地盤の強さにより、寸法を変えて設計する場合もあります。
6コンクリートを流し入れ
鉄筋が組みあがりベース部コンクリートをポンプ車という工事作業車で流し入れています。コンクリートは夏と冬で強度の違うものを使用します。
7外断熱工法
基礎部分は外断熱の工法で作ります。外周部を75ミリもあるカネライトフォームで断熱します。当社ではこの工法は20年以上の実績があります。
8建物の基礎・塀の基礎を同時作業
外断熱基礎工法は住宅金融支援機構でも認められており、北海道の北方建築総合研究所の寒地住宅研究所で研究された工法です。今回は、塀も工事をさせていただくため、建物の基礎と塀の基礎を同時に作業しています。
9良い基礎をつくる
立ち上がり部分のコンクリートを入れています。横では、コンクリートが隙間なく入るように、振動の機械で作業を補助しています。このチームワークにより良い基礎が出来上がるのです。
10コンクリートを入れている作業
コンクリートを入れている作業をちょっと離れて見てみました。生コン車、ポンプ車、作業員の車などたくさん駐車スペースが必要になりますね。
11コンクリートを入れ終わり
コンクリートを入れ終わりました。コンクリートの一番上の部分を平らにしている所です。この作業はちょっと楽しい所です。今日は、いい基礎ができたぞ!よしよし!と思いながら、頭をなでてやる気分です。
12コンクリートが固まった後型枠を外して完成
コンクリートが固まった後型枠を外して完成になります。今回もいい基礎ができました。当社の2×4工法(2階建)の基礎の厚みは15cmもある丈夫なつくりです。
13埋め戻し工事
今日は埋め戻し工事をします。出来上がった基礎周りを埋める作業です。基礎の部分にスプレーで丸の印がついていますが、これはサビ止めのスプレーのあとです。セパレーターという金物の部分を全て処理しています。
14床下土間コンクリートの流し込み作業
床下土間コンクリートの流し込み作業です。基礎に囲まれた中をコンクリートで敷き詰めます。
15暖かな床下空間が出来上がり
下地には湿気が通らないようにビニールシートを敷き、更に断熱材のカネライトフォームが敷き込められています。これで暖かな床下空間が出来上がります。
16基礎完成
基礎が出来上がりました。これが外断熱式基礎です。すきま風のない、湿気のない家を長持ちさせる基礎の完成です。床下は家の中の空間の一部という考えの為、床下換気口はついていません。
17床を組み立て
大工さんが床を組み立て始めました。2×4工法の場合は床組みはこのように作ります。
18床下の空間
土台部分の隙間防止にウレタンフォームを使って大工さんが丁寧に隙間を埋めてゆきました。この床下の空間は、多少の物を収納できる空間とも変身します。20年以上経過した御住宅の床下も新築時と変わらない良好な状態です。
191階の壁を建て始めました
1階の壁を建て始めました。床の上で3~4mごとに壁をつくり、起こしてつないでゆきます。この時、まっすぐか、ずれがないかを注意しながら作業を進めています。
202×4工法
2×4工法とは、壁の柱の材料の木材厚みが2インチ×巾が4インチサイズの材料を主に使うことから2×4工法と呼ばれました。
212階床の組み立て作業
1階の壁が全部出来ると次は2階床の組み立て作業です。ここまでくると、ほぼ半分位家が出来た気持ちになりますね。
222階の床も構造用床合板を全面に敷きつめます
2階の床も1階と同じように構造用床合板を全面に敷きつめています。ここに2階の壁の位置を墨出ししてゆきます。
231階の外壁に構造用合板を貼ります
1階の外壁に、構造用合板が貼られましたがこの合板を貼ることにより、2×4工法の水平力、垂直力を面で支えるという耐力が出来上がるのです。
242階の壁がだいぶ起き上がりました
2階の壁がだいぶ起き上がりました。2×4工法の場合、1階の壁と2階の壁がほぼ同じ位置にあることにより地震に強い構造体となります。
25屋根の作成
続いて今日は屋根の作成です。1階床・2階床と同じ部材を使い組み立てしてゆきます。
26下から見ると構造がわかります
2階の壁、屋根がスケルトン状態になっていますので、下から見ると構造の組み合わせ方がよくわかりますね。
27屋根周りも形が出来上がってきました
2階の外壁も構造用合板が貼られ、屋根周りも形が出来上がってきました。次は、窓やドアを取り付けてゆきます。
28屋根の部分
屋根の部分ですが、構造用合板の上にアスファルトルーフィングという写真のものを貼り、その上に鉄板の屋根材を貼って仕上げます。
29外壁に外断熱材を貼っています
外壁に外断熱材を貼っています。今回使用の断熱材はネオマフォームで火に強く、不燃材です。これをぐるっと外回りに貼り内部のグラスウールの断熱材と二重の断熱材となります。弊社標準仕様のすみれ、フォレスト、はるのはカネライトフォーム。 北米・カナダ仕様スーパーEではスタイロフォー
30白い防水・防風シートを全面に貼ります
断熱材を貼り終わった所で、外面からの雨水の侵入防止の白い防水・防風シートを全面に貼りました。窓廻りのサッシなどとは防水テープでしっかりと貼付します。
31外壁の下地木材の取付作業
外壁の下地木材の取付作業をしています。通気工法といい、壁の裏にすきまを作り、湿気を逃がし、壁からの雨漏りも防止します。
32外壁の仕上げ工事
外壁の仕上げ工事です。今回はサイディングを施工しましたが、他にもガルバニウム鋼板張り、タイル張り、樹脂モルタル塗り、板張りなどさまざまなご要望をかなえることができます。
33いよいよ内部作業
いよいよ内部作業です。壁の上下の中間や天井の根太材の中間に入っている木材がファイヤーストップという2×4が火災に強いといわれる延焼防止の働きをする役目をもつ部材です。これがとっても大事ですね。
34断熱材を施工
断熱材を施工しました。内外W(ダブル)断熱仕様は、壁の柱のあいだにグラスウールをはめ込んでいます。今現在の断熱材は写真のグラスウールとBIB吹込みグラスウールの2種類が御用意させていただいていますので御予算でお選び下さい。
35内部防湿気密シート施工作業
内部防湿気密シート施工作業ですが、厚さ0.2ミリの丈夫なポリシートを外周面に施工します。窓廻りなどは隙間の出来ないようにしっかりと気密テープで止めてゆきます。
36天井裏の結露を防止
天井面も壁と同じように気密シートでしっかりと気密します。これによって壁の中や天井裏の結露を防止することになります。
37断熱材を入れ、気密の為のシートを張った所で石膏ボード張り
断熱材を入れ、気密の為のシートを張った所で石膏ボード張りをしています。シートはクリヤ色、オレンジ色があります。2×4工法は12.5ミリの厚いボードを天井も壁も標準で張っています。
38和室の造作開始
和室の造作開始です。やはりここは大工さんの腕の見せ所ですね。今回は欄間も入ります。
392×4工法の和室
2×4工法の和室でも床の間や仏間を作ったりすることももちろんできますよ。
40床のフロア材を張っています
床のフロア材を張っています。フロア用のガンを使い接着剤を併用して、後できしんだりしずらいように、しっかりと止めてゆきます。
41いいお顔が出来上がりました
いいお顔が出来上がりました。柱の太さといい、天井の高さといいドアの大きさといい絶妙のバランスで仕上りました。
42開放的な空間
玄関を開けて入った所です。広々とした吹抜の階段はとても明るく開放的です。来るお客様は皆様、上を見上げて見廻していただいています。
432階ホールから玄関
2階ホールから玄関を見下ろした所の写真です。
44書斎の本棚
書斎の本棚です。全面造り付けで大工さんに造ってもらいました。全て無垢の木材ですので安心ですよー。地震でも安心ですね。
45全面スライド式のキッチン
全面スライド式のキッチンにIH電気クッキングヒーター、食器洗い機も付いています。お掃除がしやすいように壁面もタイルではなくてパネルで仕上げてあります。
46和室の入口廻り
和室の入口廻りの写真です。今回は欄間や仏間の扇など、古い住宅で長い間大事に使われた材料を再度、利用させていただきました。家族が集まるごとに、昔のことを思い出して懐かしんでいただけると思います。
47床の間
床の間にちょっとお遊びをしてみました。真ん中のお月様のイメージですが、どうでしょうか?
48完成
完成しました。
全面タイル調の外壁でシックな雰囲気に仕上り御施主様も大満足でご入居いただけました。